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エチオピア

 こんにちは。今回はやおやお商店でも取り扱いのある、エチオピア産のコーヒー豆について調べてみました。


 エチオピアのコーヒー豆はフローラルでフルーティな香りが特徴的です。現在日本でもスペシャリティコーヒーというカテゴリーで楽しまれているアラビカ種のコーヒー豆、この種の原産地がエチオピアのアビニシア高原とされています。



 赤いエリアのカネフォラ種と青いエリアのユーゲニオイデス種の交配によってアラビカ種が誕生した。アラビカ種は有機性に富む火山灰土質で、水はけの良い弱酸性土質が栽培適地とされている。黄色のエリアはまさにそのような土地のようで、ここにアラビカ種が栄えた。この地域では野生の在来種が数多く存在していて、小規模農家によって栽培されている。



エチオピア 主な生産地域


シダモ

標高1400〜2200メートル


1942年にエチオピアがイタリアから主権を回復した後で整備された地区で、エチオピア政府によって2004年に商標登録された。シダマという民族にちなんだ名前である。グジ地区もここに含まれる。


リム

標高1400〜2200メートル


この地域はほとんどが小規模農家であるが、政府が所有する大規模なプランテーションもいくつかある。


ジマ

標高1400〜2000メートル


エチオピア南西部に位置し、エチオピア産のコーヒーの多くを占める。Jimmah、Jimma、Djimmahとも表記される。JRCという研究機関がある。


ギンビ/レケンプティ

標高1500〜2100メートル


この地域は二つの町を合わせて一つの産地とされる。


ハラール

標高1500〜2100メートル


この地域は最も古くからの生産地域の一つである。ナチュラル製法の豆に特徴のある香味がある。



イルガチェフェ

標高1750〜2200メートル

 

高品質なウォッシュトの豆に独特の香味があり、フローラルでエレガントなこくがあるとされる。ナチュラルも特徴的である。


 やおやおで取り扱うエチオピアの豆はウェギダブルーとチェルベサ、どちらもイルガチェフェのものである。ウェギダブルーはアリーチャウォッシングステーションのウォッシュト(水洗式)で、柑橘系の酸味とティーライクな香りがある。チェルベサはゲデオゾーン、ゲデブ地区のナチュラル(非水洗式)で、ベリー系の風味と酸味、程よい渋味がある。

 

 エチオピアのコーヒーはそえぞれ特徴的な香味があり、フローラルでフルーティなコーヒーを楽しめるエリアである。今後もこの地域の研究を進めていきたいと思います。




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